鍵の資料公開
在庫は、200円÷2個=100円です。
さらに4月3日に3個のリンゴを600円で買ってきたら、在庫されているリンゴの単価は、160円になります。
4月4日にリンゴ3個を売れば3個×160円=480円の出庫があったと考えます。
この方式は理解しやすく、そのつど単価が計算されるためリアルタイム処理に向いており、コンピュータにぴったりの計算方式と言えます。
算出される単価もそのときどきの平均値になっていくわけですから、在庫の実態を的確にあらわしていると考えてよいでしょう。
「総平均法」は、期首在庫金額と在庫期間中の総仕入高の合計金額を期首在庫数量と在庫期間中の総仕入数量の合計数量で割って単価を算出する方法です。
たとえば、期首にリンゴはなく、4月1日にリンゴを4個400円、4月2日に2個400円、4月4日に5個300円で買ったら、単価は、になります。
4月3日に2個売れば、100円×2個=200円の出庫があったと考えます。
この方式は理解しやすいのですが、在庫期間が終了しないと単価が計算できない欠点があります。
ただし総平均するため、より実態をあらわす単価になっていると考えられます。
で古いものを前に置く現物管理の考え方に合致しており、直感的には理解しやすいものです。
また出庫のつど計算できますので、リアルタイム処理に向いています。
ただし単価計算が複雑になり、計算結果を理解するのに手間がかかります。
後入先出法は、古いものはそのまま残し、新しく入庫したものから先に出庫する、という考え方です。
このやり方は先入先出法の反対で、現物管理に逆行します。
なぜこんな考え方があるのでしょう。
中南米のような超インフレの国々では、どんどん仕入単価が上昇します。
このような状況下では、新しく入庫した単価から順番「標準単価法」とは、あらかじめ望ましい単価を在庫対象品目ごとに設定しておき、在庫期間中は仕入価格の如何にかかわらず、その単価をもって入庫.出庫.在庫金額を計算する方法です。
たとえば、標準単価を80円とします。
4月1日にリンゴを、4個400円を買ってきても、4月2日にそのうち2個売れば、80×2個=160円の出庫があったと考えます。
4月3日に3個のリンゴを600円で買ってきて4月4日にリンゴ3個を売れば、80この方式は単価が一定であり、非常に計算しやすいのですが、標準単価をどうやって設定するか難しい場合もあります。
なお言うまでもありませんが、在庫の単価は「仕入価格に基づく単価」です。
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